DJIの新しいドローンをお探しなら、パワーと持ち運びしやすさを、お求めやすい価格で実現したMavic シリーズドローンはいかがでしょうか。Mavicシリーズのラインナップに新たに加わったMavic Air 2は、オリジナルのMavic Airと比べてさまざまな点で性能が向上しています。Mavic Air 2をMavic Airを比較した今回の記事では、ビデオとカメラの性能、インテリジェント機能、飛行性能、そしてこれらをつなぐすべての機能についてご紹介します。
カメラの性能
新しいMavic Air 2ドローンは、より大きな1/2インチカメラセンサー、48MP静止画、およびSmartPhotoといった機能を備えています。
カメラの機能
まず初めに、Mavic Air 2とMavic Airの一番大きな違いについて見ていきましょう。Mavic Air 2は、Mavic Airの1/2.3インチセンサーより大きく高性能な1/2インチカメラセンサーを備えています。さらに、Mavic Air 2のカメラはクアッドベイヤー技術を採用しているため、48MPという驚きの解像度で写真を撮影できるほか、ピクセルビニング技術により12MPでの出力も可能です。この種の技術は、今日スマートフォンで用いられている技術と同様、事実上4ピクセルを1ピクセルに変換します。Mavic Air 2はMavic Airよりも細密に画像を表現でき、その違いは画像をズームにすると特に分かります。




ISOレンジ
Mavic AirのISOレンジは、自動モードで100~1600、手動モードで100~3200です。12MPモードのMavic Air 2の場合、ISOレンジは自動モードで100~3200、手動モードで100~6400です。Mavic Air 2の方がISOレンジが高いので、さまざまな照明条件でより細密に画像を表現できます。Mavic Air 2で48MPモードを用いる場合、ISOレンジは自動モードで100~1600、手動モードで100~3200です。両ドローンが各ISOレベルでどのようなパフォーマンスを見せるか、下のISO比較で確認してください。

スマートフォト
SmartPhotoは、Mavic Air 2で初採用された機能で、HDR画像、シーン認識、およびHyperLightを1つのインテリジェントアルゴリズムに組み込んでいます。SmartPhotoは、昨今のスマートフォン式に、画像をすばやく簡単にキャプチャし、カメラパラメータを最適化します。


パノラマ
オリジナルのMavic Airで最もクールな機能の1つは、画像を自動的に組み合わせて壮観なパノラマ画像を作成する32 MPスフィアパノラマです。Mavic Airではまた、アプリで処理する必要なしに、水平/垂直/180°のパノラマ写真を作成できます。
新しいMavic Air 2 のHDRパノラマモードは、超ワイドで卓越したダイナミックレンジを持つパノラマ画像を作り出す、当社のドローンの中で最も高度なパノラマモードとなっています。


ビデオ性能
Mavic Air 2は、120Mbpsで4K/60fpsの動画を撮影できる、卓越したビデオ性能を提供します。
フレームレート & ビットレート
より高いフレームレートに加え、Mavic Air 2は高いビットレートにより、さらに見栄えのする動画を撮影できます。どちらのMavic AirドローンもFHDモードを備えていますが、Mavic Airの場合は120 fpsである一方で、Mavic Air 2の場合は最大240 fpsで撮影できます。つまり、より滑らかで映画のような仕上がりとなります。
HDR ビデオ
Mavic Air 2は、4K/30 fpsと2.7K/30 fpsのHDRビデオもサポートしているので、どこにいても驚きの映像を撮ることができます。HDR動画は、標準の動画機能よりもパフォーマンスが高く、より優れたダイナミックレンジを提供するため、風景の撮影に最適です。もはや雄大な映像が日光によって台無しになることを心配する必要はありません。
ISO レンジ
動画のISOレンジは、Mavic Airの場合は100~3200だったのに対し、Mavic Air 2では100~6400になっています。ISO設定が高いMavic Air 2は、光への感度が高いため、より鮮やかな色とより理想的なコントラストで被写体を表現できます。
動画コード
Mavic Airで提供されていたH.264と、Mavic Air 2のH.265の違いは何でしょうか。H.265は新しい動画圧縮標準で、情報をより効率的に処理します。つまり、より少ないストレージと狭い帯域幅で高い動画品質を維持できるので、コンテンツをソーシャルメディアプラットフォームにアップロードし、表示する必要がある場合などに最適です。
インテリジェント機能
Mavic Air 2では、インテリジェント機能がさらに進化しており、映像制作の選択肢のレベルが上がっています。
フォーカストラック
FocusTrackは、Mavic Air 2で新たに採用された一連のインテリジェント追跡モードで、撮影できる映像のバリエーションがさらに広がります。まず初めは、当社史上最高の追跡ソフトウェアをサポートするActiveTrack 3.0です。ActiveTrack 3.0により高速シーンでの追跡がさらに制御しやすくなり、物体の後ろに隠れた後でも自動的に被写体を追跡できます。
ポイントオブインタレスト(POI) 3.0は、撮影対象の周りに自動飛行経路を作成することを可能にする機能で、改良された表面認識アルゴリズムを備えています。最後に、Spotlight 2.0はプロ仕様のドローン追跡機能で、ドローンの動きを完全に制御できると同時に、撮影対象は自動的にフレームの中央に維持されます。FocusTrackは、インテリジェントなドローン機能を求めるユーザーにとって大きなステップアップです。
8K ハイパーラプス
Mavic Air 2では、時間と動きを制御して驚きのシーンをつくり出す、8Kハイパーラプス撮影ができるようになりました。昼から夜へと変化する摩天楼から、胸迫る見渡す限りの夕日まで、8Kハイパーラプスは映像撮影の可能性に全く新しい世界をもたらします。この新しい8Kハイパーラプス機能を備えているのは、Mavic Air 2.だけです。
クイックショット
多くの人は、撮影の設定に一日を費やすことなく卓越した映像を撮影できるドローンを求めています。クイックショットは、わずか数タップで印象的な飛行シーケンスを映像に追加できるすばらしい方法です。Mavic AirとMavic Air 2は両方とも、6つのクイックショット(Dronie、Circle、Helix、Rocket、Boomerang、Asteroid)を提供しています。Mavic Air 2では、クイックショットに高度な電子式ブレ補正技術が追加されており、より滑らかで安定的な映像を実現します。クイックショットの詳細な分析については、Mavic Air 2レビューを参照してください。
フライトパフォーマンスと安全性
Mavic Air 2は、伝送システムがアップグレードされ、安全性が向上し、バッテリーの連続駆動時間が圧巻の34分間に伸びています。
飛行パフォーマンスと安全性についても同様です。山の頂上から壮大な都市景観まで、Mavic Air 2は新しいOcuSync 2.0機能により、卓越した伝送力と信号を提供します。Mavic AirのWi-Fiと比較して、OcuSync 2.0はより安定的で、飛行中のパフォーマンスを大きく高めます。
バッテリー
Mavic Air 2の連続飛行時間は最大34分間で、Mavic Airの21分間と比較すると13分延びています。3つのインテリジェントフライトバッテリーを含んだMavic Air 2フライモアコンボを利用すると、撮影時間を90分以上にまで延長できます。
Mavic Mini Fly More Combo
送信機
Mavic Air 2のリモートコントローラーは設計が刷新されていて、リモートコントローラーの上にスマートフォンを取り付けることができます。
Mavic Air 2の新しいリモートコントローラーは、軽量で、より使いやすく、シンプルなデザインが採用されています。さらに、リモートコントローラーにはアンテナが内蔵されているほか、トグルスライダーを使用することで飛行モード(トライポッド、ノーマル、スポーツ)の切り替えができます。Mavic Air 2リモートコントローラーのバッテリーの駆動時間は最大240分を誇り、逆充電機能により、外出先で他のデバイスを充電することもできます。ライブビュー性能については、Mavic Airのライブビューディスプレイの画質は720/30fpsだったのに対し、Mavic Air 2は1080p/30fpsのライブビュー画像を提供します。
Mavic Air 2 Remote Controller
Mavic Air Remote Controller
DJI Fly & DJI GO 4
アプリ「DJI Fly」と「DJI GO 4」は、豊富なオプションでシンプルな飛行体験をユーザーに提供します。
DJI Flyは、アクセスしやすい設定、テンプレート、そして使いやすい編集プラットフォームにより、ドローンを飛ばすことが非常に簡単になります。クイックショットから8Kハイパーラプスまで、ほんの数タップでMavic Air 2のすべての機能にアクセスできます。対して、Mavic Airで使用するDJI Go 4は、アップデートされたホームページ、エディタ、およびプレイバックインターフェイスを備えています。DJI FlyとDJI Go 4は両方とも、冒険の映像化をスムーズにしてくれます。
ドローン用アクセサリー
Mavic Air 2とMavic Airはともに、冒険の魅力を最大限に引き出す豊富なアクセサリーをご用意しています。
壮大な風景を写真に収める際に役立つNDフィルターから、予備のバッテリーやプロペラまで、Mavic Air 2アクセサリーとMavic Airアクセサリーは、映像制作のエクスペリエンス全体を向上させます。
Mavic Air 2を選ぶかMavic Airを選ぶか
Mavic Airは、パワフルなカメラと信頼性の高い飛行パフォーマンスを融合させたオールラウンドなドローンをお求めの方に最適な選択肢です。アップグレードされた最新のカメラドローン機能をお求めの場合は、優れた撮像機能、長い飛行時間、強力な伝送力を持つMavic Air 2がお勧めです。4K/60fps動画、SmartPhoto、FocusTrack、48MP静止画像などの機能を備えた、非常にパワフルなカメラドローンです。