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ソーシャルコンテンツの制作で音声品質が重要な役割を果たすことは誰もが知っています。賑やかな街の喧騒の中でVlog撮影をする場合も、インタビューで深く考え込む場合も、適切なワイヤレスマイクを選ぶことで、大きな違いが生まれます。

 

今回は、DJI Mic 2とDJI Mic Miniに注目し、DJIのワイヤレスマイクを選ぶ際のヒントとなるよう、機能ごとに比較していきます。

DJI Mic Mini(2 TX + 1 RX + 充電ケース)DJI Mic 2(2 TX + 1 RX + 充電ケース)

DJI Mic 2とDJI Mic Miniの比較:デザインと造り込み

DJI Mic Miniは、トランスミッターの重さが8 gと、DJI Mic 2や現在市販されているほとんどのワイヤレスマイクと比べて、はるかに小型になっています。超軽量トランスミッターを備えたDJI Mic Miniは、複数の付け方ができ、撮影時もあまり目立ちません。

DJI Mic 2は、美観重視の洗練されたデザインでありながら、DJI Lavalier Micとペアリングして、より目立たなくできます。

 

Mic 2とMic Miniの両方に高級感のある金属を用いた充電ケースが付属しており、事故による落下防止の安全対策も強化されています。

DJI MIc 2

DJI Mic 2とDJI Mic Miniの比較:携帯性と使いやすさ

携帯性と使いやすさにおいては、DJI Mic 2とDJI Mic Miniはどちらも、外出先での利便性を考慮して作られています。

 

DJI Mic 2とDJI Mic Miniの充電ケースはどちらも、コンテンツクリエイターにとって万能ツールのように機能し、トランスミッター2台、レシーバー、スマートフォンアダプターをぴったりと収納できます。収納時に、トランスミッターのウインドスクリーンを取り外す必要もありません。滑らかにセットアップできて、取り扱いや片付けが驚くほど簡単です。

設定を調整する際は、どちらのワイヤレスマイクとも、手元で電源がオンになります。レシーバーには、ゲインを正確に調整するためのダイヤルが装備されています。DJI Mic 2は、より汎用性が強化されたダイヤルで、音量や輝度などの各種パラメーターを調整できます。

 

DJI Mic 2では、1.1インチのしゃれたタッチ画面から、音量やバッテリー残量などの重要な情報に瞬時にアクセスできます。連続技を決めるかのように指先だけで操作できます。

DJI Mic 2とDJI Mic Miniの比較:音質

どちらのマイクも、さまざまな収録ニーズに合わせて調整した優れた音質を実現し、幅広いコンテンツづくりの最適な選択肢になります。

 

DJI Mic 2は、スマートノイズキャンセリング機能を備え、環境音を効果的に抑えます。にぎやかな街中や混雑した部屋でも、鮮明で途切れのない会話を録音するのに最適です。

 

32 bitフロート内部収録に対応したDJI Mic 2は、ダイナミックレンジが広く、高音質の音声収録を実現し、さらに複雑な音声環境での録音にも対応します。ささやき声から大声まで、幅広いニュアンスの音声を捉え、大音量の音が突然出るような環境でも安心して録音でき、柔軟な後編集が行えます。

DJI Mic 2の各トランスミッターには、8 GBのストレージが内蔵され、最大14時間分の音声を非圧縮の48 kHz 24 bit形式で保存可能です。素早く簡単に音声クリップをエクスポートして、ポストプロダクションに取りかかることができます。さらに、トランスミッターは、単体の音声レコーダーとしてポッドキャストやインタビューで使用したり、撮影中の音声バックアップとして使用したりできます。

一方、DJI Mic Miniは、録音時点でのクリアな音声収録に焦点を当て、さまざまな設定に対応する2段階ノイズキャンセリング機能を搭載しています。自動制限機能で信頼性の高い音質が保証されるため、VlogやYouTube動画、インタビューといった幅広いコンテンツクリエイターに特に便利にお使いいただけます。

Introduction of DJI Mic Mini

DJI Mic 2とDJI Mic Miniの比較:互換性

DJI Mic 2と DJI Mic Miniは、どちらもカメラ、スマートフォン、パソコン、タブレットに対応しているため、複数の機器でさまざまな用途に使用できます。

 

さらに、どちらの機種も、レシーバー不要のOsmo Action 5 Pro、Osmo Action 4、Osmo Pocket 3への直接接続に対応しています。DJI OsmoAudio™接続のエコシステムは、上質な音声を提供するとともに、ギアやワークフローを簡素化して創作プロセスの効率を高めることができます。

DJI Mic 2とDJI Mic Miniの比較:バッテリーの持続時間と充電時間

DJI Mic Mini のバッテリー持続時間が大幅にアップグレードし、トランスミッターは11.5時間、レシーバーは10.5時間を達成しています。フル充電されたケースで、約3.6回フル充電でき、合計48時間の長時間駆動が可能です。

 

注目に値する実力として、わずか5分の充電でレシーバーとトランスミッターの両方を約1時間使うことができ、充電効率が大幅に向上しています。Mic Miniは1.2C高速充電にも対応しているため、レシーバーなら約100分、トランスミッターなら約90分でフル充電できます。

DJI Mic Mini

DJI Mic 2では、トランスミッターとレシーバーをそれぞれ6時間操作することができ、充電ケースを使用すると18時間まで延長できます。また、レシーバーのUSB-Cポートを使用すると、スマートフォンとの接続時にスマートフォンとレシーバーの両方を同時に充電できるため、さらに機能性が向上しています。

DJI MIc 2

DJI Mic 2とDJI Mic Miniの比較:価格/コストパフォーマンス

コストパフォーマンスの面で、DJI Mic Miniは低価格で設定されています。初心者やポストプロダクションでの調整作業にあまり依存しないユーザーに合わせた機能が搭載されています。利便性の高いデザインで、分かりやすいワイヤレスマイクソリューションをお探しの方にピッタリの、シンプルな選択肢です。

 

DJI Mic 2は、ポストプロダクションでのニーズに合わせて設計された高度な機能が価格に反映され、高めの価格帯でご提供しています。より高額ではあるものの、Mic 2は、ワイヤレスマイクのソリューションにポストプロダクション時の包括的な性能と、高度な機能を優先したいユーザーにご満足いただける価値を提供しています。