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DJI Mavic 3 Proは、DJIフラッグシップモデルMavic 3シリーズで初となる3眼カメラドローンです。

この記事では、アップグレードした点について紹介し、Mavic 3やMavic 3 Classicとの違いを詳しく見ていきます。

カメラスペック比較

DJI Mavic 3 Pro DJI Mavic 3 DJI Mavic 3 Classic

4/3型CMOS Hasselbladカメラ

1/1.3インチCMOS 中望遠カメラ

1/2インチCMOS 望遠カメラ

4/3型CMOS Hasselbladカメラ

1/1.3インチCMOS 中望遠カメラ

4/3型CMOS Hasselbladカメラ
Hasselbladカメラ:20 MP
中望遠カメラ:48 MPまたは12 MP
望遠カメラ:12 MP
Hasselbladカメラ:20 MP
望遠カメラ:12 MP
20 MP

Hasselbladカメラ: ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション (HNCS)/D-Log/Dlog-M/HLG/ノーマル

中望遠カメラ:Dlog-M/HLG/ノーマル

望遠カメラ: ノーマル

Hasselbladカメラ: ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション (HNCS)/D-Log/Dlog-M/HLG/ノーマル

望遠カメラ: ノーマル

ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション (HNCS)/D-Log/Dlog-M/HLG/ノーマル

Mavic 3 Pro、Mavic 3、Mavic 3 Classicは、どれもフラッグシップレベルのパワフルなカメラ性能を備え、高品質の映像を撮影することができますが、それぞれには少し違いがあります。

Mavic 3 Classicは、4/3 CMOS Hasselbladカメラを1台搭載し、ジンバルロック機能に対応していません。Mavic 3にはカメラが2台搭載され、Hasselbladカメラに加え、162 mm望遠カメラも搭載し、ジンバルロックに対応しています。Mavic 3 Proはカメラを3台搭載し、Hasselbladカメラとアップグレードした166 mm望遠カメラに加え、新たに70 mm中望遠カメラを搭載し、背景の圧縮効果を使い、被写体を際立たせる映像を撮影できます。

Mavic 3 Proに搭載された3台のカメラは、全て4K/60fps動画撮影に対応しています。Hasselbladカメラと70mm中望遠カメラはD-Log Mカラーモードに対応しています。異なる焦点距離やアングルで撮影して、もっとストーリー性を持った映像を撮影したいなら、Mavic 3 Proが全てのユーザーのニーズを満たします。

広角のHasselbladカメラと比較すると、70mm中望遠カメラ映像に圧縮効果が生まれ、より印象的な映像を捉えることができ、写真撮影や動画撮影で、被写体と周辺の関係性を描きたい、複雑な環境下で被写体を強調したい、視覚的に焦点を当てるような撮影をしたい場合に適しています。

166mm望遠カメラと比較すると、中望遠カメラはいくつかの撮影シナリオで効果的に撮影できます。空撮の新たな視点を可能にし、今までとは異なるカメラワークを実現できます。撮影中、ドローン上でカメラを切り替える必要がなくなりました。画面をタップするだけで、異なる焦点距離に切り替えでき、より滑らかで自然に移行できます。

中望遠カメラは3倍光学ズームに対応し、またD-Log Mカラーモードが新たに搭載され、ポストプロダクション工程のカラーグレーディングを容易にします。また、フォーカストラック、ハイパーラプス、3倍〜7倍のデジタルズームに対応し、簡単にシネマティックな映像を撮影できます。

設計

DJI Mavic 3 Pro DJI Mavic 3 DJI Mavic 3 Classic
958 g 895 g 895 g
折りたたみ時(プロペラなし):231.1×98×95.4 mm(長さ×幅×高さ)
 
展開時(プロペラなし):347.5×290.8×107.7 mm
折りたたんだ状態(プロペラなし)
221×96.3×90.3 mm(長さ×幅×高さ)
 
展開時(プロペラなし)
347.5×283×107.7 mm(長さ×幅×高さ)
折りたたみ時(プロペラなし):221×96.3×90.3 mm(長さ×幅×高さ)
 
展開時(プロペラなし):347.5×283×107.7 mm(長さ×幅×高さ)
DJI RC DJI RC-N1 DJI RC-N1

 

Mavic 3 Proは、中望遠カメラを新たに追加しているため、Mavic 3 ClassicやMavic 3よりも重量がわずかに重くなっています。しかし、Mavic 3やMavic 3 Classicとほぼ同じサイズで、持ち運びやすい設計となっているため、バックパックや旅行かばんにさっと収納することができます。

より簡単で快適な操作を体験したい場合は、DJI RC送信機を選ぶとよいでしょう。DJI RC-N1送信機との大きな違いは、5.5インチのHDディスプレイが内蔵され、スマートフォンを接続する必要がなく、電源を入れたらすぐに使用することができます。直射日光下でも画面をしっかりと確認でき、DJI Flyアプリがプリインストールされているので、より効率的な空撮を行えます。

飛行性能&障害物検知

DJI Mavic 3 Pro DJI Mavic 3 DJI Mavic 3 Classic
全方向障害物検知 全方向障害物検知 全方向障害物検知
DJI O3+:最大15 km
1080p/60fpsライブ映像
DJI O3+:最大15 km
1080p/60fpsライブ映像
DJI O3+:最大15 km
1080p/60fpsライブ映像
運用限界高度(海抜)6000 m 運用限界高度(海抜)6000 m 運用限界高度(海抜)6000 m

DJI Mavic 3シリーズは、全方向の障害物を高精度で検知します。広域の検知範囲に対応した複数のセンサーカメラにより、Mavic 3シリーズの障害物に反応する速度が速くなりました。十分な照度環境下では、Mavic 3シリーズは、側方や後方に飛行していても、障害物をより迅速に、そしてスムーズに回避し、安全に、滑らかな映像を撮影できるようになりました。

DJI Mavic 3 Proではどのような点が大きく進化していますか?

Mavic 3 Proは、複数の焦点距離に対応した3眼イメージングシステムを搭載しており、焦点距離24mmの4/3型CMOS Hasselbladカメラ、1/1.3インチ CMOS 焦点距離70mm 中望遠カメラ、アップグレードした焦点距離166mm 望遠カメラで構成されています。Mavic 3 Proは、撮像性能が向上し、最大飛行時間は約43分となっています。

Mavic 3 Pro Cineは、Mavic 3 Proと同じ機能に加え、Apple ProRes 422、Apple ProRes 422 HQ、Apple ProRes 422 LTコーデックに対応し、1TB SSDを内蔵しているため、高速のデータ保存が可能です。

撮影に、焦点距離の違うオプション、よりクリエイティブな効果が必要だったり、表現力豊かに細部まで描写する必要があったりするのであれば、Mavic 3 Proシリーズはそれらの点でお客様のニーズを満たします。

Mavic 3 Proシリーズは、ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション(HNCS)、D-Log、D-Log M、HLGなど、様々なカラーモードに対応し、イメージのディテールまで情報を維持でき、後編集でのカラーグレーディングが簡単になります。

価格&コンボ

中望遠カメラを新たに搭載したにも関わらず、Mavic 3 Proの価格はMavic 3とほぼ同等で、リーズナブルな価格で購入したいプロレベルのクリエイターにぴったりのチョイスとなっています。

DJI Mavic 3 Pro(DJI RC付属)

Mavic 3 Proシリーズを初めて購入される場合、Fly Moreコンボが断然おすすめです。 DJI Mavic 3 Pro(DJI RC付属)と比較して、Fly Moreコンボは、追加のインテリジェント フライトバッテリーが2個、バッテリー充電ハブ (100W)やNDフィルターセット (ND8/16/32/64)といった実用的なアクセサリーが同梱されます。旅の撮影でもプロ用の撮影でも、Fly Moreコンボなら、より効率的に空撮を行うことができ、同時に快適な飛行を体験できます。"

DJI Mavic 3 Pro Fly More コンボ(DJI RC付属)

Mavic 3 Pro Cineには、1TB SSDが内蔵され、Apple ProRes 422/Apple ProRes 422 HQ/Apple ProRes 422 LTといったプロ撮影用のコーデックに対応しています。映画制作/テレビ番組制作といったプロ向け撮影に最適な製品です。

DJI Mavic 3 Pro Cine Premium コンボ(DJI RC Pro付属)