みなさんこんにちは!
今年は空撮をしに行くことが多く、どんどん色黒になっている武田葉です!
さて、今回は8月23日に発表された「Mavic 2 Pro」と「Mavic 2 Zoom」について紹介します!どちらも以前の「Mavic Pro」よりカメラが大きく変わっています。
「Mavic 2 Pro」は、スウェーデンのHasselblad(ハッセルブラッド)と共同開発したカメラを搭載している機体、「Mavic 2 Zoom」は、DJI一般向け小型ドローンで初めてズーム機能を搭載しています。
二機種とも飛行性能に変わりはなく、カメラ部分のみが異なります。私は、この機体の違いを体験するために、東京から長野にドライブに出掛けてフライトをして来ました。
向かった先は、長野県大町市 中山高原。※許可を得て撮影しています。
中山高原はこの時期、一面真っ白な蕎麦の花が咲きます。春には黄色い菜の花が咲く素敵な場所です。
「Mavic 2 Pro」
まずは「Mavic 2 Pro」からフライトです。
「Mavic 2 Pro」は、スウェーデン製Hasselblad(ハッセルブラッド)のカメラを搭載しています。Hasselbladは1841年創業、なんと約170年の歴史があるブランドで、世界で初めて携帯に便利なレンズ交換型一眼レフカメラを発表した会社なんです。私は、最初、170年っ!!?と驚いてしまいました。超老舗メーカーですね。
カメラは、前モデルのMavic Proに比べ有効画素エリアが4倍の“1インチ”になり以前に比べより多くの光を取り組むことができます。
遠くの山の木々が鮮明に見え、さらに蕎麦の花も潰れることなくとても細かく映っています。写真はこちら。
さらに「Mavic 2 Pro」は4K 10-bit HDR(ハイ ダイナミック レンジ)に対応しているのでカラートーンを正確に再現することができます。この写真も色加工をしていない画像で、雲から差し込む光のコントラストがとても綺麗に出ています。これがHasselbladの魅力でしょうか。
「Mavic 2 Zoom」
「Mavic 2 Zoom」は、その名称の通りズーム機能が付いた機体です。今までズーム機能があるMavicサイズの機体は発表されていないため、ユーザーからしたら待望の機体かと思います。光学ズーム(24mm-48mm)・デジタルズーム(49mm-98mm)が出来ますので、私もとても楽しみにしていました。
さっそく試してみます!
ズームの仕方は、送信機右側のダイヤルを手前に引きます。すると徐々に24mmから焦点距離が長くなります。
動画は、中山高原を上空から撮影しました。上空から高原内のカフェ ラビットに寄っていきますが、とてもスムーズにズームをしていきます。光学ズームとデジタルズームの切り替えは、いつ切り替ったかは分からないくらいスムーズでした。
ちなみに手元の画面ではこのような画面になっています。
画面右側にズームの調整があります。画面タップでも、ダイヤルでも調整は行えます。ちなみにこの羊は、中山高原内で飼われている羊です。
たまに高原内を自由に歩き食事をしているそうです。通常、動物はドローンが近づくと音が大きいため、逃げてしまいます。しかしMavic 2 Zoomを使用することで逃げられることなくアップで撮影することができました。
今までのMavicサイズのドローンではなかなか撮影が難しかった映像を撮ることができます。
「Mavic 2 Pro」・「Mavic 2 Zoom」どちらも魅力的な機体です。さらにこの機体には、Mavic Air に搭載されているクイックショット機能も付いています。次回以降は、それぞれの機体をさらに詳しく、クイックショット機能を使用した動画も交え紹介していきます!