新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、屋久島にお越しいただく皆さまには、「新型コロナウイルス関連情報」、「新しい旅のエチケット」および「屋久島ガイド旅樂のコロナ対策」をご覧いただき、感染予防にご留意いただきながら、屋久島での観光や滞在をお楽しみください。
鹿児島県 新型コロナウイルス関連情報
新しい旅のエチケット
屋久島ガイド旅樂のコロナ対策
縄文杉や九州最高峰の宮之浦岳(標高1,936m)で有名な屋久島。アウトドア好きのみならず、国内外の多くの観光客を魅了する屋久島は、鹿児島から飛行機で30分程の場所に位置する。島の90%が森林であり、屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約21%がユネスコの世界遺産に登録されている。年間の降水量も非常多いだけでなく、標高が高い宮之浦岳では冬には冠雪も見られる。
実は数多く空撮スポットがある屋久島であるが、個人で回るのは少々不安。今回は、屋久島を知り尽くした専門家とめぐる空撮ツアーを紹介する。屋久島でツアーガイドをしている屋久島ガイド旅樂(たびら) では、ドローン空撮を含め、動画撮影をしながら屋久島の魅力を発見できるツアーを提供している。 (ツアーの詳細はこちら)
自然豊かな場所への旅というのは、絶景の数々を誰かに共有したくなるもの。旅樂の撮影ツアーでは、初めて屋久島に行く人も、過去に屋久島を訪れたことがある人も、このソラタビツアーに参加することで、空撮による屋久島の魅力を発見するとともに、ツアーが終わった頃には旅の思い出として、映像も残すことができる。
ソラタビツアー モデルコース
Day 1:
1日目は屋久島の西側に位置する春田浜で朝日を望む。朝日を浴びながら海岸で食べる朝食は、普段味わえない特別な体験になるだろう。屋久島といえば“屋久杉”であるが、県道ヤクスギランド線にもおすすめの空撮スポットがある。鳥の視点で、地上からは観ることができない屋久島の魅力を発見したい。
屋久杉の森を散策後には、安房川(あんぼうがわ)を見下ろす松峰大橋へ向かいここでも空撮。”水の島”とも言われる屋久島の水の流れを空から見ることでより体感することができるだろう。その後、Gallery TABIRAに移動し、映像編集のテクニックを学ぶ。早朝から活動していたので、ここで一服。夕方、島の東側にある永田いなか浜に移動し、夕景を撮影する。
06:00 春田浜で朝日を撮影|ドローン空撮 / 朝食
07:00 県道ヤクスギランド線|ドローン空撮
10:00 屋久杉の森 (地上撮影)
12:00 安房川|ドローン空撮と昼食
14:00 Gallery TABIRAにて編集講座
17:00 永田いなか浜で夕景を撮影 | ドローン空撮
18:00 お宿着
Day 2:
2日目も島の東側で朝日の撮影から始まる。朝日を撮影した後は、島の南西方面にある大川の滝(おおこのたき)へ。大川の滝は、屋久島で最大規模を誇り、「日本の滝百選」にも選ばれている落差88mの滝だ。近くには「大川湧水」もあるので、湧水でリフレッシュするのもいいかもしれない。
大川の滝での空撮を終えたら、島の西側の西部林道へ。栗生・永田集落を結ぶ道路で、約20キロにわたって人家のない道のりには屋久猿、屋久鹿といった野生動物を撮影できる。その後、一湊集落へ移動し、島の語部から屋久島の歴史を学ぶことで、これまで撮影してきた島の魅力を再認識することができる。
06:00 田代海岸で朝日を撮影|ドローン空撮と朝食
08:00 大川の滝|ドローン空撮
09:00 西部林道|猿鹿 (地上撮影)
11:00 一湊集落の里めぐり|語部 (地上撮影)
13:00 Gallery TABIRAにて映像編集
16:00 終了
Gallery TABIRAを最終目的地とし、ギャラリーに展示されている屋久島の自然を題材にした作品に囲まれならながら、2日間のツアーに思いを馳せながら、自分だけの屋久島旅の映像を完成させよう。
屋久島の子ども達が実際にツアーに参加して作成した動画もあわせて紹介する。
訪問場所一覧
今回紹介したコースはこちらの地図でも確認できる。なお、ツアー参加者が希望すれば、今回紹介した空撮スポット以外のおすすめ空撮スポットでのドローン空撮も可能である。
安全にフライトを楽しむために: https://www.dji.com/jp/flysafe
*旅樂のツアーに参加せずに、本記事で紹介している場所で飛行する場合は、以下の通り申請をおこなった上で、許可された場所のみで飛行を行ってください。また、飛行の際は周囲の環境に配慮し、安全飛行を心がけてください。
無人航空機の飛行について、山間部は9割が国有林となり、屋久島森林生態系保全センターへの届け出が必要です。航空法によって高さ等の制限がある他、住宅地では地権者の承諾が必要となります。自然公園内の雰囲気を損なうことがないように撮影を行ってください。縄文杉と太鼓岩での飛行は原則禁止となっています。
1. 屋久島森林生態系保全センターに撮影許可申請をサイト内のフォームより行う。(申請フォーム)
*国有林に入林する際には、原則1週間前までに「入林申請書」の提出をお願いします。
2. フォームに入力後、同センターからメール送付するpdfファイルを印刷、押捺して屋久島森林生態系保全センターに持込み、もしくは郵送して完了します。
3. 屋久島森林生態系保全センターから受け取った撮影許可申請書を携帯して撮影を実施します。
不明な点がございましたら、以下の連絡先までお問い合わせください。
屋久島森林生態系保全センター
Tel:0997-42-0331(入林申請担当まで)
記事制作協力:屋久島ガイド旅樂
会社概要
社名:屋久島ガイド旅樂
URL:https://tabira.biz/
設立:2007年1月1日
代表:田平拓也
事務所:〒891-4207鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田815-31 (galleryTABIRA内)